初めてジャニーズWESTのコンサートを見た私が藤井流星に落ちるまで
2015年5月9日
ジャニーズWESTの1stツアー「パリピポ」
私は、初めてジャニーズWESTのコンサートに行きました。
見に行く前は、まさか自分がこの想いを残したいがためにyahooで夜な夜な「はてなブログ」と検索するとは予想していませんでした。
いや、それよりも
藤井流星に落ちることになるなんて、この日までは本当に思っていませんでした。
◆きっかけ◆
まず、嵐やキスマイばかり見てた私が、どういう経緯でジャニーズWESTの1stツアーに行ったのか。その経緯を。
事の発端は2015年年明けの「一発めぇぇぇぇぇぇぇ!」のライブレポをツイッターで目にしたこと。
本当につい最近のことです。
ジャニヲタのはしくれではありますが、(語弊があるかもしれないけど)関西ジャニーズには今まで全然興味がなくて、顔はわかるけどフルネームまではわからないなってくらい。
「櫻井翔よりもなで肩の人がいるらしい」とは風のうわさで聞いてました。
その程度なのに、レポを見ていたらすごく楽しそうな感想の数々。
主にライブMCを読んだのですが、どれもこれも面白い!
なによりファンの声の中に不満のようなものが見当たらない
いや、大好きな人たちを目の前にしたら不満なんて出ないのが普通だと思うんですけどね?
例外がね?(後述)
それに、照史くんはどのお客さんのことも“女の子扱い”してくれる大天使だとも聞きました。
この時はまだ親方なんて呼ばれてるなんて知らなかった。
私も照史くんに女の子扱いされたい・・・完全に下心。
そうやって、ライブレポで急に興味を持ち、
もし機会があったらライブに行ってみたいな!って気持ちが生まれました。
ちょうどその数日後、同じく記憶に新しいキスマイ新春福袋での千賀担干され事件が起こります。
私が入った時も、運よくアリーナの4列目くらいの好条件の席で
目の前に自担である千賀健永が何度も通りました。
うちわも見てくれた気がします。
が、
完全にスルーされました。
隣の席の玉森担に満面の笑みで手を振る光景を目の当たりに・・・。
でもまあ、こんなBBA相手にするより隣の若い玉森担のほうがいいよねそりゃ!
ええ、そりゃ私は昭和生まれですよ!アラサーですよ!!横尾渉と同学年ですよ!!横尾渉はBBAでもジジイでもないけどお母さんだよ!!ベーコンくれ!!
話がそれました。
と、まあその傷心もあってか、あらためてジャニーズWESTの現場が天国のように思えたわけです。
ジャニーズWESTのコンサートってどうしたら行けるの?ジュニア情報局?もう2年もリニューアル中だけど?メール会員?なにそれ?
そんなようなことをツイッターで書いていたら、仲良くしていただいてるフォロワーさんに、今度コンサートがあったら一緒に行きましょう!と声をかけていただきました。
道が開けた瞬間です。
◆早々に訪れた知らせ◆
それから約1カ月後の2月12日、Jr.情報メールからツアー決定のお知らせ!!
コンサートに行きたいって思ってから結構すぐにきたー!!
興奮してフォロワーさんにリプりました。
だいぶウザかったことでしょう。
相談の結果5月9日の名古屋に4人で申し込み。
4人中当選したのは一人だけでした。
そもそもフラゲ日に売り切れちゃうようなグループのライブがキャパ3000人とか、小さすぎなんだよ市民会館レベルか!!ぷんすか!!
あぁ、幻のズンドコ初回A・・・
次、名古屋に来る時はガイシでお願いします。
しかしながら、こうして念願のジャニーズWESTへの切符を手にしたのです。
◆担当とは?青の呪縛◆
無事、コンサートへの切符を手に入れ、次に考えたのは当日のうちわどうしよう!と。
ジャニヲタのさがなのか、なんとなくうちわを作りたくなってしまう。
だけど、ジャニーズWESTは全体的な興味は持っているけど、特にこの人!!というものを持たずに入っているので
「はて?私は誰のうちわを作ったらいいの?」
今考えれば、うちわなんて作らなくてもいいんだよって感じですが
で、迷った挙句ネタうちわを作ってみたけど・・・
ふざけてますね完全に!!
なんか、すみません・・・血の気が引くほどすべってるわ。
ちなみに「吾輩」に振り仮名を振ったのは、同行する濵田担フォロワーさんに
『濵ちゃんには読めないかもしれない・・・いや、メンバーのほとんどが読めないかも・・・そもそも元ネタわかるの淳太くんくらいかも・・・』
と、言われたからです。
よし、みんなで漢字ドリル買おうね!!
元ネタは私もそのフレーズしか知らんから似たようなもんよ!!
コンサートを見たら担当が決まるのか、はたまた迷宮入りをするのか。
そんな未知の領域。
だけど、なんとなく
ジャイアントパンダ的チャーミングさ(個人的な印象)の小瀧くんが可愛くて、10コ下なのに大人びてるし、それでいてやっぱり若いから丸みというか守ってあげたくなる母性本能を意のままにあやつる感じがたまらなかったので、コンサートを見たら小瀧担になるだろうと
そんな気分でした。
この時、本当に流星くんには興味なかったんです。
いまいち掴みどころがないというか、謎が多くて。
彫りが深いのは、もう千賀健永で足りてます!って。
ちなみに顔だけで選ぶなら濵田くんみたいなしょうゆ顔が好みです。誰も聞いてないね!
あと、今回こそは青の呪縛から逃れたい、と
嵐では大野智、キスマイでは千賀健永の担当をしていて青と水色。
ほかのグループでも、しいて選ぶならこの人かな~って思うのはたいていメンバーカラーが青!なんでか青担当に惹かれる!!
もうね、持ち物が青いものばかりになって、私、青色似合わないのに。
もう青はやめとこうよ自分!!って思ってたんです。
◆いよいよコンサートへ◆
そうこうしているうちにコンサートの日が近づいてきました。
普段、セトリは見ないで新鮮にライブを楽しみたい!
と、思うタイプなのですが、今回ばかりは話が違う。
知識量の少なさ。
シングル曲や1stアルバム、そして今回の軸となるパリピポはわかるけど、彼らがこれまで歌ってきた曲には未音源化のものもあるだろうし、シングルのカップリングも全部わかるわけじゃない。
それに、とてもありがたいことに、コン事務から与えられた座席が一階席の一桁台という・・・。
恐縮でしかない!
曲がわからなくてうまくのれなかったらどうしよう、もしそんなところがメンバーの視界に入ってしまったら失礼になるのでは・・・
そんな思いで、今回は先に横アリのセトリを見て臨みました。
やっぱりわからないものもあり、検索をしてみたり。
それでも不安で仕方なく、ツイッターでつぶやいていたら
流星担のフォロワーさんに
「わからなくても「あぁ流星くんってなんてかっこいいんだろう」て思えるから大丈夫です!」
と、リプが。
いやいやまさか~って、思ったけど
本当にそうなるなんてね
ちなみに、そのリプをくださった矢先に月9の例の写真の予告が流れたために泡をふかれてらっしゃったとか、そうでないとか・・・
でも、そんな助言もあり、まあわかんなくてもなんとなく楽しんじゃえばいっか!
と、気が楽になりました。
◆運命の2時間◆
そして迎えた2015年5月9日
グッズに並び、初めてジャニーズWESTのペンライトを手にする。
どこか見覚えのあるような・・・ま、いっか!
いま撮りました感満載。
ホテルに戻り、もう整形でもしなきゃどうにもならない顔を、なんとか見れるレベルにするため化粧を一からやり直し。
お昼ごはんも食べ損ねたけど、それどころじゃなかった。
でも、軽くはお腹に入れとかないととコンビニでランチパックを買った。
レジを打ってる人のネームプレートを見たら
「ふじい」
あれは、なにかの予告であったのだろうか・・・
コンサート会場に戻り仲間と合流。
周りが若い子だらけでビビる。
思っていた以上に会場はせまく、ステージも恐ろしく近い。
裸眼の視力が悪すぎて、コンタクトユーザーだけど0.8くらいしかない私でもよく見える!
よし、小瀧くんをガン見しよ
などと考えていたら、ついに開演の時を迎えた。
暗転する照明、映し出された7人のオープニングムービー
想像以上にかっこいい映像に固唾をのんだ。
これから、この7人が目の前に出てくる。
そして、中央の扉が開き7人が姿を現した。
わぁ~、本物だ!!
なんて、ありがちにもほどがある喜びでいっぱいになった。
無我夢中。
ただただキラキラしたアイドル・ジャニーズWESTにひたすら目移り。
いくつあっても目が足りない。
人類はもっとより多く同時に見れるよう進化を遂げるべきだと思う。
各メンバーを見ていたけど、徐々になにか自分の変化に気付きだした。
あれ、なんか流星くんばっかり視界に飛びこんでくる
小瀧くんガン見宣言はどこへ?
まだ半信半疑だった。
そして、ステージ脇の花道へメンバーが散っていく。
手の届きそうな距離。
そこに藤井流星。
一瞬にして心奪われた。
“歌って踊る彫刻がいる!!”
美しすぎて訳がわからなかった。
特に何かかっこいい動作をしたとか、そういうことじゃないのに。
ただ目の前で歌ってる。
それだけなのに。
本当に人間か?ミケランジェロの未発表作なんじゃないの?!ここはナイトミュージアム?!
まったくノーマークだったのに。
やはり、青であったか。
もうそこから流星くんから目が離せず、口半開きで見入ってしまった。
ほっぺたにでっかい糸くずをつけてたけど、それすらも美しかった・・・。
よかった、月9のあの写真が出たの、こんな気持ちになる前で。
泡吹いてたかもしれない。
ちなみに、私はそういうのもっとやれやれ!タイプなので濡れ場もどんと来い超常現象!
あっというまに流星くんに落ちてしまったのでした。
ちなみに、パリマニの『what?』の流星くんがとてつもなくかっこいいと噂に聞いていたので
ものすごくワクワクしてたのですが・・・
まさかの振り向きと逆方向の席で背中しか拝むことしかできず・・・
Why~?! Ryusei~?!
と心のホワイトボードをなぎ倒しました。
早急に映像化を求めます・・・
◆特筆すべきこと◆
そういえば、コンサートを見て一番印象が変わったのって流星君じゃなくて神山君だったことも書かせてください。
神山君に持つイメージと言えばVS嵐で言っていた「奇抜チビ」
嵐の中に入ったら全然チビじゃないんですけどね・・・(小声)
あとは、同じく番組内で相葉さんにボール譲っちゃって「そのほうが世間様には嫌われへんやろなと思って・・・」って言ったりして、おとなしい子なのかな?
なんて思ってたんです。
でも、ステージで見た彼はグイグイくるというか、ライブパフォーマンスにおいては先陣を切っていく。
神山君ってこんな感じなの?!って。
ファンサにこたえて穿いてるパンツをお披露目してくれたり(豹柄だった)
ボールを投げるときに、はめていた指輪を口を使って外したり(セクシーダイナマイト!)
とてもドキドキしました。
それと、もうひとつ。
最近行くコンサートといえば、嵐・キスマイ・SMAPとどれもがドームクラスで公演時間も3~4時間が当たり前。
演出はド派手で壮大で曲目も多い。
そんなコンサートに慣れ切っていた私は、事前に横アリのレポを見て、だいたい2時間くらいの公演と知り
もしかしたら物足りなく感じてしまうのではないか?
と、考えていた。
だけど、実際には時間や曲数なんて、コンサート満足度の比較に使うには全く意味がないものだと痛感した。
これはメンバーやスタッフが作り上げたステージが、秀逸で濃密だったから。
いろんな角度から、ファンを楽しませようという気持ちが随所にちりばめられていた。
楽しくてあっという間だった気もするのに、これで本当に2時間しかやってないの?もっと長かった気がする。
という、不思議で心地よい矛盾。そんな気持ちで終演を迎えていた。
思わず、このコンサートを見れてよかった!!と涙する自分がいた。
私は、2015年を迎えてようやくジャニーズWEST魅力に気付いた新参者。
ゆえに、ここまで書いてきたことは、以前から応援している方から見れば当たり前のことであったり、逆にそんなんじゃないって思うこともあると思います。
そこは大目に見ていただければ幸いです。
ジャニーズWEST 1stツアーパリピポもまもなく後半戦。
ニヤニヤしながら、タイムラインにレポートが流れてくるのを待つことにします。